金木犀の香りが漂ってきて、秋らしい空気になってきましたね♪
今回はいつもより重い話題かもしれません(;´▽`A`
遺品整理や生前整理を行っているとゴミ屋敷や汚部屋になってしまった家の作業ももちろん行います。
一部ですがこの3枚はすべて違う方の作業の写真です。
誰もが自分はこうはならないだろうと思っていると思います。
ですが、家族が近くにいないなど何らかの事情で一人暮らしになってしまい、高齢になって体が不自由になってしまったり、認知症になってしまったりすると自分では片付けできずこうなってしまうケースが多いです。
この写真に共通することは高齢で一人暮らしをしていたということです!
みなさん「セルフネグレクト」という言葉を知っていますか??
セルフネグレクトとは成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうことです。
私はこの会社に入って遺品整理の勉強をして初めて知りました。
セルフネグレクトは高齢者だけではなく若い方でも陥る場合もあり最近では社会問題にもなっています。
こういった方は社会との繋がりも薄れてしまい最悪孤独死してしまうことも…。
周囲の方々のセルフネグレクト、そして孤独死を防ぐためには、家族や地域社会におけるコミュニティの構築が、何より重要です。
市町村では地域包括センターが設置されていてこういった問題にも取り組んでいます。
自分がこうなってしまったらとは考えたくはないですが、どうすれば防げるかを考えるきっかけになればいいなと思います。
親が一人暮らしをしていたり、近所に一人暮らしをしている高齢者がいたらこまめに声を掛けてあげるなどで早めに変化に気づいてあげられるかもしれませんね。