西日本では台風10号による被害が大きく心配ですよね。土砂災害などの2次被害にもお気をつけ下さい。
これからの季節は台風が多く発生しますし、地震も多いので、日頃から防災対策が必要です。
生前整理や終活として片付けを始めるのは腰が重い方もいると思うので、防災対策として片付けを始めてみてはどうでしょうか?
もし、家の中が物が多い状態で地震や台風等の被害に遭ったら…
・高いところから重い荷物が落ちてきて、ケガをする
・家から非難する際に荷物などに躓いてケガをする、物が邪魔で避難できない
・火事にあった場合、物が多いとあっという間に火が広がってしまう
・停電して暗闇で避難するのに時間がかかる
・防災グッズの場所がわからない
・救助するのに時間がかかる
等、様々なことが予想されます。
また、物が多いと被害に遭った後の片付けも大変ですよね…。
実家の片付けを親にお願いする際に、「汚いから片付けて」「自分たちが困るんだから」などと言うと揉めてしまう場合があるので、災害などにあった際に心配だから通路や寝室などを一緒に片付けさせてと提案するといいかもしれないですよ。
少しづつ片付けをして綺麗になれば、他の場所も片付けようという気持ちになるかもしれません。
意外にも高齢者が転倒事故を起こしやすい場所は、自宅が一番多いそうです。災害に遭って、慌てていたらケガをする可能性がますます高くなりますよね。
<片付けで出来る防災対策>
・倒れる可能性のある家具は突っ張り棒などで固定する
・高いところに閉まっている荷物は1年以上使っていないのであれば処分する(特に重たいもの)
→実家の片付けあるあるですが、高いところに使っていない食器が段ボールに入れて閉まってある場合が多く落ちてきたら危険です…
・通路や階段などに物を置かない
・保存食は賞味期限が切れていないかチェックする
→保存食以外にも賞味期限が切れている物は処分しましょう。これまた、実家の片付けあるあるですが大きなビンに入った腐った漬物などが大量に出てくる場合が多く、割れたら危険です…
・防災グッズは玄関など分かりやすい場所にまとめておく
・窓ガラスでケガをしないように、ベッドなどの位置を変える
被害に遭わない為にも、日頃から「災害が家の中にいる時に起きたら」ともしもの時のことを考えて片付けを行うようにしてくださいね。